軟酥(なんそ)の法

軟酥の法 健康

熱心に行えばどんな病でも治る

白隠禅師

イメージ療法

頭の中のイメージを体感し身体の不調、症状を和らげ治癒に導くイメージ療法。

心の中のマイナスなイメージ、ネガティブな思考は体調不良を引き起こし身体に大きなダメージを与える。反対にポジティブでプラス思考は身体の緊張を解き体調不良を和らげ、落ち込んだ活力を復活させる。

ストレス管理、慢性疲労症候群や不眠症などの心身症の治療、自己免疫系の調整、不安や恐怖症の治療、またスポーツ競技中にイメージを使って、自分が勝利するシナリオを作り出すこともできる。

全ての人に同じように効果があるわけはないが多くの研究で効果が示されている。

現に余命宣告を受けた人がその日から一切ネガティブな感情、言葉、嫌いな人を断ち『笑い』に徹した日々を送ったところわずか3ヶ月で病状が改善し半年後には以前のような健康体を取り戻してしまった。

またある父親は悪性腫瘍で入院している息子の枕元にその子が大好きな戦隊ヒーローの戦闘機を置き、『毎晩お前が眠りにつくとこの戦闘機がお前の鼻の穴から体に入り病気の元をやっつけてくれるんだ』と伝えたところその子は毎晩その事を想像しながら眠りについた。その後医者が驚くほどの回復を見せた事は言うまでもない。

自家用セスナの墜落事故にあった男性は半身不随になりながらも病院のベットの中で『クリスマスに自分の足で歩いて退院』と何度も何度も唱え続けた。そしてクリスマスに看護師、医者に拍手喝采を浴びながら自分の足で歩き退院した。

『人生はイメージ通りになる』と言われているが強い信念、信仰心があれば病を消す事ができる。医療を無視しろと言っているのではない。医療は治療に大切である。

しかし現代の質の高い医療もネガティブな思考を抱いていては効果を発揮する事はできない。

心のあり方が何よりも重要だ。

軟酥の法とは

白隠禅師の唱えた健康法『軟酥の法』は今から約330年前、江戸時代より多くの人の心を捉える健康法となった。

『軟酥の法』とは白隠禅師が自身の『禅病』を克服するため山中に棲む白幽という仙人から教えられた秘法を人々に伝えたイメージ療法である。

軟酥とは

軟酥の法

軟=柔らかいと言う意味。

酥=牛乳を煮詰めて作った古代の乳製品

軟酥=牛乳を三日三晩煮詰めてバターのように固めたもの。えもいわれぬ良い香りを放つ

軟酥の法 やり方

  1. 横になって行っても座って行っても良い
  2. 暖かい卵くらいの大きさの丸い軟酥を頭の上(寝て行うときは額に)に乗せたとイメージする
  3. 軟酥のえもいわれぬ良い香りが漂い始める
  4. 軟酥が頭(額)の熱でだんだんと溶け始めゆっくりと肌に浸透しながら降りてくる
  5. 目、鼻、耳、口、首、方、胸、肺の中、腹部の臓器、背骨、ありとあらゆる臓器、身体の中を潤していると想像する
  6. 痛み、不快感が消えてゆき軟酥のなんとも言えない柔らかな感触が身中を癒していく
  7. 軟酥はさらに股間、太腿、性器、肛門、に達し足首まで潤していく
  8. 軟酥は足の裏まで到達すると自然に抜けてゆく

脱力を意識し心安らかに行うことがもっとも大切。

白隠禅師 : 熱心に行えばどんな病でも治る

あなたの心の中に決してネガティブな思いを入れてはならない。

ただ健康のみが人生なり

ハーゲルドン

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