やってみなければ、結局は失敗と同じ
リチャード・ブランソン
ゴールは安心、安全の外にある!
コンフォード(快適、心地良い)ゾーン(地域、地帯)とはあなたが安心、安全でいられる領域のことである。不安になる事がなく安心して行動できるエリアと言っても良い。
いつもの駅、いつもの路線、いつもの帰り道、いつもの店、いつもの友人、いつも行くレストラン、食べる物まで含め心理的に安心できる領域、慣れ親しんだ空間、言わば安定ゾーン、日常の習慣がコンフォードゾーンである。
コンフォードゾーンの中ではあなたはリラックスしパフォーマンスも高く保つ事ができる。自分の部屋では楽器の演奏も緊張せずに出来るだろうし、スポーツの世界に於いてはホームでの試合が最もハイパフォーマンスを出す事が出来勝率も高いだろう。
しかしあなたが居るいつもの場所、安心安全の中ではあなたの成長はない。
願望実現するためにはコンフォードゾーンの外へ出なければならない。
人生はコンフォードゾーンの外で始まる
数万円もする買い物をする時、あなたは躊躇するはずである。
買おうか、買うまいか、今本当に必要なのか、、、でも欲しい、、。
しかしいざ買ってしまうと買う前はあんなに悩んでいたのにそれがあることが当たり前になる。
コンフォードゾーンが広がったのだ。
たとえ数百万円する車を買ったとしても買う前に悩んでいた維持費、駐車場代、ガソリン代、はたまた自分はそれを持つにふさわしい人間なのか、等々の心配はゾーンの中で薄れていきすぐにその車の所有は当たり前の事となる。
今あなたが踏み出そうかどうか躊躇している事、転職や起業、副業、以前からやってみたいと思っていた習い事、中途退学するか否かに至るまで一歩踏み出してしまえばそれがコンフォードゾーンとなり当たり前の事に変わる。
あなたの願望を当たり前に叶った事にするためにはコンフォードゾーンを抜け出す必要がある。
成長の4つの領域
コンフォードゾーンを抜け出すには4つの領域がある。
- 安心の領域 : 今一番安心できる領域、コントロール可能な領域
- 恐れの領域 : 不安、自信がない、居心地が悪い。コンフォードゾーンに戻るための言い訳ばかりをする。
- 学びの領域 : コンフォードゾーンの外に出れた自信が湧いてくる。自分の世界が広がり今まで出来なかった事が出来るようになってくる(パフォーマンスがあがってくる)。色んなことにチャレンジ出来るようになる。しかし気を付けていないと恐れの領域に引き戻される。
- 成長の領域 : 自分の目的をはっきりと認識出来る。何事にもチャレンジ出来るようになる。やり遂げる自信がある。
必要なのはほんの一瞬の『えいや!』の勇気!
生まれ持った才能、遺伝、学歴、勉強の出来不出来、他人の評価、年齢、、、。
断言しよう、そんなものは一切関係ない。
必要なのは『やるか、やらないか』ただそれだけ。ほんの一瞬の『えいや!』と飛び込む勇気だけ。
SNSで自信満々に語るインフルエンサー達もあなたと何ら変わらない同じ人間である。彼らも恐怖を感じることが有りまた精神的に落ち込むことも上手くいかないジレンマを抱えることもあるだろう。
彼らの凄いところはただ一つ。『えいや!』と飛び込んでしまえるところ。
あなたも分かっているはず。ここで飛び込めば人生が変わることを。
自分自身にやらなくても良い都合のいい言い訳をして何回気持ちを誤魔化して来ただろうか。
どう足掻いても安心安全の中では願望達成はありえない。あなたの心は満たされないし成長もない。
新しい冒険を始めよう!
あなたは冒険を渇望しているはず。『新しい経験や挑戦が必要だ』というサインをあなたは受け取っているはず。耳を塞いでも鳴り止まない心の叫び、言わば『魂の叫び』はあなたに聞こえているはず。
人生は短く、この世界に存在する時間も限られている。
今やろうと思っていることを後悔しないように、冒険に出ることを決断してみよう。新しい場所や人々との出会い、未知の世界に足を踏み入れることで自分自身に新たな発見があるはず。成長のためにはチャレンジが必要だ。
恐怖や不安は自分を知るチャンス。限界を超えることで新たな可能性を見出すことができる。
失敗することを恐れてはならない。その失敗から学び、よりよい道を見つけることができる。冒険に出ることは、何が起こるかわからない不確実なこと、でもそれが魅力でもある。
快適ゾーンを脱出するのだ。踏み出す勇気はあなた自身の中にある。
さあ抜け出せ!人生はコンフォードゾーンの外で始まる。
だいじょうぶ、あなたなら出来る!
この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ
アントニオ猪木